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世界一! 与佐ヱ門の梨
2025年10月14日
来たる11月6日、弊社はイベントを打つ。プロの世界で活躍した、あるいはプロを目指して自身の限界に挑んだ元サッカー選手たちの力を借り、障害をお持ちの中学生を励ますのだ。
JBC創立以来、2度目の試みである。今回は神奈川県立武山支援学校で行う。弊社社長の加藤は、ウクライナやウガンダへの募金を続けてきた。
「社が軌道に乗ってからは、辛い思いをしている人に何か出来ることはないか、と考えてきました。私自身、不渡りを出されたり、取引先に騙されたり、途方に暮れたことが何度もあります。だから、苦しんでいる人の姿には、どうしても敏感になるんですよ」

与佐ヱ門の畑
先日、社長は「74年生きてきて、最高の味」と絶賛する梨園に足を運んだ。2年前に出会った、『与佐ヱ門』だ。千葉県市川市に本社がある。その8代目・田中総吉の仕事ぶり、また、歩みに感銘を受けた。
高校時代は陸上選手。東京農業大学に進学してからは理科の教員を目指していたが、農薬メーカーに就職し、4年後に父から梨園を受け継ぐ。田中家は江戸時代から農家として続いていたが、梨を育てるようになったのは祖父の代から。8代目が梨園を譲り受けた折、技法を教えてくれる人はいなかった。
「大学時代の先生を訪ねたり、近隣の同業の方に頭を下げて育て方を習ったり、自分で勉強しながら、改良に改良を重ねてやってきました」
ここ数年はメディアに取り上げられる機会も増え、著名アスリートや芸能人のファンも少なくない。

20年以上、梨を創ってきた田中は、今日、梨の木々と対話が出来るようになった。
「『今年もありがとう』なんて言いながら、1日に1度は樹を触るようにしています。木を見れば健康状態が分かるようになりましたね」

与佐ヱ門8代目の田中総吉さん
11月6日のイベントに対する加藤の思いに田中も賛同し、「梨でもゼリーでも100パーセントのジュースでも、是非、贈呈させて頂きたいです」との提案を受けた。彼の作った梨なら、武山支援学校の生徒たちに喜ばれることは間違いない。
武山支援学校と話し合い、『与佐ヱ門』からは、弊社を通じて「ありの実ジュース」を運ぶことが決まった。こうした輪の広がりは、望外の喜びだ。
少年少女の笑顔が見られる空間を築くーーーそれが我々の願いである。
林 壮一 ジェイビーシー(株)広報部 / ノンフィクション作家
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